シドニーの青空の下、ある公園のベンチで座っていると、隣にも同じようにベンチに座っている人が1人。そこで、こんな風に話しかけてみます。“Hey, I’m Kentaro. Nice to meet you”.さて、相手の反応は?
1. ハグをしてくる
2. 走り去り、警察を呼ばれる
3. 礼儀正しく返事してくれるが、去るチャンスをうかがっている
どのリアクションを期待しますか?実際、すべてのリアクション、ハグでさえ、あり得ます。しかし、こんなリアクションで満足ですか?
そう、これは、どのテキストにも書いてあるマニュアル通りの会話法です。でも現実社会、不自然な状況です。会話をスタートするにあたり、直接的でないアプローチが一番自然な会話方法です。例えば、その時の天候、景色、気温などから会話をアイスブレークした後に、“By the way, I’m Kentaro”とスタートするのが良いのです。
では、いつ自己紹介するの?
もう会うこともないかもしれない人には自己紹介する必要ないかもしれません。状況的に会話が進み、これから「知り合い」になるかもしれない場合には自己紹介、連絡先を交換することもあるでしょう。しかし、全く初対面の人とそこまでになるのは極めてレアケースで、そういうことになった場合には、慎重にお話ししていきましょう。
DIALOGUE
Kentaro: Beautiful day, isn't it?
最初にアイコンタクトをとりながら;上司にメールをしている人を邪魔してはいけません
Stranger: Yeah, it really is. It’s been like this for a while now.
Kentaro: Is it normally this warm here?
どこ出身なのか相手から自分への質問を誘いましょう
Stranger: Yeah, especially at this time of year. Where is it that you're from?
自然な流れの質問、会話になりつつあります
Kentaro: I’m from Japan…. 会話は続いていきます。。。
「Kentaro: By the way, I’m Kentaro.
Stranger: I’m Steve. Pleasure to meet you.」